福井愛育病院
Fukui Aiiku Hospital
ワクチン治験・臨床研究 FUKUI AIIKU HOSPITAL
ロタウイルス、4種・5種混合、肺炎球菌、RSウイルス——。いま日本中の赤ちゃんが接種しているワクチンの多くには、承認される前に安全性と効果を確かめる「治験」の時間がありました。
福井愛育病院は2010年から、国内外の製薬企業によるワクチン治験に数多く参加してきました。ロタテック、テトラビック、スクエアキッズ、ゴービック、バクニュバンス、プレベナー20、アブリスボ。この街の赤ちゃんとご家族の協力が、日本中の子どもたちを守るワクチンの実用化につながっています。
いま定期接種・任意接種で使われている多くのワクチンについて、承認前の治験段階から安全性・有効性の確認に協力してきました。
20価肺炎球菌ワクチンの治験論文では筆頭著者を務めました。また、RSウイルス感染症予防薬の国際共同治験では、200年を超える歴史を持ち、世界最高峰と評される医学誌 The New England Journal of Medicine——世界中の研究者が目指し、掲載されることが極めて難しいとされる雑誌——に掲載された論文の共著者を務めました。
治験はGCP(医薬品の臨床試験の実施の基準)に従い、PMDA(医薬品医療機器総合機構)や依頼企業による調査・監査を受けながら、適正に実施しています。
この街の小さな協力が、
日本中の子どもたちを守っている。
当院が参加した治験の成果は、国内外の学術誌に論文として発表されています。
Zar HJ, Simões EAF, Madhi SA, Ramilo O, Senders SD, Shepard JS, Laoprasopwattana K, Piedrahita J, Novoa JM, Vargas SL, Dionne M, Jackowska T, Liu E, Ishihara Y, Ikeda K, Zhang Y, Railkar RA, Lutkiewicz J, Vora KA, Zang X, Maas BM, Lee AW, Guerra A, Sinha A; CLEVER (MK-1654-004) Study Group.
N Engl J Med. 2025;393(13):1292-1303.
RSウイルス感染症予防薬の国際共同治験(No.16)。世界最高峰と評される医学誌に掲載。
Ishihara Y, Fukazawa M, Enomoto S, de Solom R, Yamaji M, Kline M, Aizawa M, Peng Y, Kogawara O, Giardina PC, Tamimi N, Gruber WC, Watson W.
Int J Infect Dis. 2024.
20価肺炎球菌ワクチンの治験(No.15)。当院院長が筆頭著者。
Ishihara Y, Kuroki H, Hidaka H, Iwai K, Wan K, Shirakawa M, Sawata M.
Hum Vaccin Immunother. 2023;19(1):2180973.
15価肺炎球菌ワクチンの治験(No.13)。当院院長が筆頭著者。
石原靖紀、木村理、佐々木亨
小児科臨床. 2014;67(10):1685-1694.
乳児ポリオワクチンの治験(No.04)。当院院長が筆頭著者。
2010年以降に当院で実施した主なワクチン等の治験・臨床研究です(2026年8月現在)。
※ 症例数は、当院で実施した症例数です(進行中の治験・臨床研究については記載していません)。
※「全国1位・2位」は、その治験に参加した全国の医療機関の中で、当院の実施症例数が1位・2位だったことを示します。
※「承認」は、治験の対象となったワクチン等がその後日本で製造販売承認を受けたことを示します(カッコ内は製品名)。承認は複数の医療機関が参加した治験全体の成果です。
※ 進行中の治験の詳細については、守秘義務の関係でお答えできない場合があります。
治験へのご参加は、内容を十分にご説明したうえでの完全な自由意思です。参加されない場合でも、診療上の不利益は一切ありません。参加後もいつでも取りやめることができます。現在募集中の治験については、小児科外来までお気軽にお問い合わせください。
0776-54-5757