7、多胎(ふたごやみつご)といわれています。未熟児で出産する可能性が高いので未熟児治療が可能な病院でお産するよういわれましたが、受け入れてもらえますか?

当院では双胎の方もたくさんお産されています。やはり未熟児で生まれることもありますが、みな当院の新生児治療室で治療を受けて元気に退院されています。
ちなみに平成15年度は1001件の分娩がありましたが、そのうち17件が双胎の出産でした。
多胎では早くから子宮が大きくなるため母体への負担が重く、異常妊娠であるという認識の下に慎重に経過を診る必要があります。当院では基本的に早期入院・安静を原則としています。早産の予防や、多胎にみられがちな妊娠中毒症の予防が目的です。
双胎の場合、二絨毛膜性双胎(胎盤が2つある)の方はおおむね32週頃に、一絨毛膜性双胎(胎盤が1つしかない)の方はおおむね28週頃に入院して安静にしていただいています。早産の徴候がある場合にはこれよりも早い時期からの入院が必要になります。
多胎の場合一人一人の赤ちゃんはどうしても小さくなりがちですので、未熟児治療室に入ることが多くなります。未熟児の中でも33~34週を超えて生まれた赤ちゃんは呼吸状態が比較的安定していることが多いので、できればこのころまではお腹の中にいてもらうような目標で治療しています。 分娩については胎児の位置やその他の状況によって患者さんと相談しながら帝王切開にするか経腟分娩にするか個別に判断します。
品胎(みつご)については、福井県の周産期医療の方針により福井県立病院での出産をお願いしております。当院で3人同時に人工呼吸器を稼働させた場合に、先天性心疾患を有する赤ちゃんの受入が不可能になるためです。ご了承下さい。